生理の悩みから婦人科の治療まで、私が歩いた道のり——「これって普通?」と思ったあなたへ

「生理なんて、こんなもの」——私は長いあいだ、そう思っていました。

夜用ナプキンが昼でも当たり前。レバーのような塊が出るのも、健康診断で毎年「貧血」と書かれるのも、全部「私の体質」だと片づけていました。婦人科に行こうと思っても、受付で引き返したこともあります。病名を知ったのは、30代の終わりでした。

この記事は、その遠回りの記録を、たどってきた順にまとめた地図です。今あなたがどこにいても——症状が気になり始めたばかりでも、診断を受けたばかりでも、治療を続けている最中でも——あなたの現在地のそばに、入口が見つかるように並べました。

本記事は私の経験と、個人的に調べた情報の共有です。診断や治療を代替するものではありません。気になる症状がある場合は、婦人科への相談をおすすめします。

① その症状、私もそうでした——量・血塊・貧血・氷

まず、一番立ち止まりやすい場所から。

「自分の生理の量が多いのかどうか」は、人と比べる機会がないので、自分ではわからないものです。私はそれで何年も見送りました。当時の私と同じ症状に心当たりがある方は、ここから読んでみてください。

② 婦人科が怖くて動けないとき

症状に気づいても、足が向かない。これも私が長く立ち止まった場所でした。一度は受付から帰っています。

「怖い」という気持ちのまま読んでもらえたらと思って書いた2本です。初診で何をするのかが分かると、少しだけ距離が縮まるかもしれません。

「近くに婦人科がない」「まず話だけでも聞いてみたい」という方には、オンラインで婦人科の先生に相談できるサービスもあります。

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私自身は対面の婦人科に通い続けていますが、最初の一歩のハードルを下げる選択肢になるサービスだと思うので、紹介します。

③ 診断を受けたら——子宮腺筋症・子宮内膜症

私の場合、診断名は「子宮腺筋症」と「子宮筋腫」でした。よく一緒に語られる「子宮内膜症」との違いは、正直なところ今でも混乱します。

病名を初めて聞いて、これから何が起きるのか知りたい方へ。症状・診断・治療までを整理した記事です。

④ 治療の選択肢——ピル・ミレーナ・ジェノゲスト

治療を前にすると、選択肢の多さに迷います。私は低用量ピル(フリウェル)を選びましたが、「自分は飲めないかもしれない」という不安もありました。

薬の違いや、年齢・体質によって選択がどう変わるか。私が婦人科で説明を受けながら理解していったことを書いています。どれを選ぶかは、最終的には医師と相談して決めることですが、予習しておくと話が早くなります。

⑤ 治療と歩んでいく——始めたあとのこと

治療は、始めてからのほうが長く続きます。周りに同じ治療をしている人がいなくて、「これで続けていいのかな」と不安になる時期がありました。

飲み始めてどう変わったか、2年続けてみて分かったこと、続けるために生活で工夫していること。同じように治療を続けている方の、伴走になればと思います。

⑥ 子どもの伴走者であるために、自分の健康と向き合う

最後に、一番書きたかったことを。

私が自分の体の不調に向き合えたきっかけは、実は子どものことでした。息子の療育や教育のことを相談していくなかで、息子の育ちには私の伴走がどうしても必要だと、改めて思い知ったのです。

その伴走を続けるためには、自分が倒れるわけにはいかない。子どもの健康を気づかうのと同じだけ、自分の健康も蔑ろにしてはいけない——そう気づいたとき、ようやく自分の体のほうへ足が向きました。

「これくらい普通」「みんな我慢している」と、私は何年も受診を先延ばしにしてきました。でも、子どものそばに居続けるために必要なことだと考えたら、優先順位が変わったのです。もし同じように、自分のことだけずっと後回しにしている方がいたら、この一本を入口にしてもらえたらと思います。

おわりに

振り返って思うのは、どの場所で立ち止まったのも、私が弱かったからではなかった、ということです。比べる相手がいなくて、優先順位がいつも最後で、ただ情報に出会えていなかっただけでした。

この地図のどこかに、あなたの「今」と重なる入口があれば。そして、その一つが、後回しにしてきた自分の体に向き合うきっかけになれば、嬉しいです。

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