発達障害・子育て

息子と歩む日々

「母と二人だと、旅はいつも崩れる」——それでも息子が、自分で立て直した日

友だちと出かけるときは、あんなにスムーズなのに。母と二人になると、私たちの旅は、なぜかいつも崩れます。今日は、そのグダグダになりがちな母子二人の旅で、息子が見せた「自分で立て直す力」の話を、書き留めておきたいと思います。友だちとなら回る旅が...
発達障害・子育て

「支援学級だと、進路は狭まる」と思っていた——面談で聞いた、あるお子さんの話

中学が近づいてきた頃、私の頭の中には、一つの思い込みがありました。「支援学級のままだと内申がつかない。だから、この子の進路は狭まってしまう」——。今日は、その思い込みが、ある面談で少しだけほどけた日の話を、書き留めておきたいと思います。「支...
息子と歩む日々

「お前にはやらないけどな」——生意気になった息子の、いちばん優しい横顔

連絡帳にも、先生からの報告にも出てこない。日常のふとした瞬間に、息子の「別の顔」が見えることがあります。あんなに、口は生意気になったのに——。小6の息子と暮らしていて、この頃よく思うことがあります。今日は、反抗ばかりに見えるこの子が、ふとし...
発達障害・子育て

AI時代、発達障害の息子に何を学ばせるか——「AIはパートナー」という考え方に行き着くまで

来春、中学生になる自閉スペクトラム症の息子がいます。進路のことを考える時期に入って、私のなかにずっとある問いがあります。AIがこれだけ進歩している今、この子にどこまで学力をつけさせるのが正しいのだろう——。ニュースを見れば、AIが文章を書き...
発達障害・子育て

闇バイトは「承認欲求の搾取」だと思う——断るのが苦手な息子のために、親の私が備えていること

ニュースで、高校生たちが闇バイトの実行役になった事件を知りました。報道のなかに、指示を出す相手へ送ったという返信の言葉がありました。「はい!がんばります」この一言が、何日経っても頭から離れませんでした。来春、中学生になる息子がいます。自閉ス...
息子と歩む日々

「食べられるもの」から「食べたいもの」へ——偏食の息子が、旅先でメニューを選ぶようになるまで

最近の旅行や外出で、息子の様子に、ある変化が起きています。出かけた先で、「何が食べたいか」を自分で探すようになったのです。なんだ、そんなことか、と思われるかもしれません。でも、私にとっては大きな変化でした。少し前までの私は、外出の計画を立て...
息子と歩む日々

外では頑張って、家では荒れる——「建前は、社会で頑張ろうとしている証」と教わった日

学校の連絡帳には、「頑張っています」と書いてある。放課後等デイサービスの先生からは、「年下の子の面倒を見てくれるんですよ」と聞く。なのに家では、宿題を前にすると気持ちが荒れて、きつい言葉が飛んでくる——。小6の息子と暮らしながら、私はこの「...
発達障害・子育て

「個別の指導計画」とは——入学当初は「なにそれ?」だった私が、6年かけてわかったこと

支援学級や通級の説明の中で、「個別の指導計画」という言葉を耳にすることがあります。正直に言うと、息子が小学校に入ったばかりの頃、私はこの言葉を、誰に聞いても「なにそれ?」という状態でした。制度としてはあるはずのものが、なかなか見えてこない。...
息子と歩む日々

「計画が苦手」なはずの息子が、自分でアラームをかけて2時に起きた日——見通しがあれば、この子は動ける

「うちの子は、約束を守れない。朝も自分では起きられないし、段取りもできない」。息子のことを、私自身、長くそう思ってきました。実際、忘れ物も多いし、先のことを順番に組み立てるのは、昔から苦手です。でも先日、その思い込みが、少しだけほどけた朝が...
息子と歩む日々

「最後に見たの、どこ?」——計画が苦手な息子が、友だちの財布をさがした日

計画を立てるのが、息子は今も苦手だ。明日の準備、持ち物、段取り。先のことを順番に組み立てる——そういうことが、昔からうまくいかない。でも先日、友だちと出かけた一日の中で、その「苦手」とはまるで別のところから、息子のいろんな顔が次々と見えてき...