前の週、息子は6泊7日のキャンプに一人で行って、帰ってきました(そのときのことは、こちらに書いています)。
その1週間のうちに、こういう日がありました。
「計画を立てないと行けません」と伝えた日
キャンプから帰ってきて、2日後のことです。
キャンプで同じものを好きな人と出会ったそうで、帰ってくるなり、そのイベントに行きたい、と言い出しました。
別に構いません。行くなら行くで。でも、計画を立てないと行けません。
そう伝えて、いくつか聞きました。
予算は? どのエリア? なんのために? この暑さでどのような対策が必要?
待てど暮らせど、返事が来ません。
その日の19時までに計画を伝えるように、と期限を切りました。
19時になっても、息子は何も言いませんでした。だから、放置しました。
21時を過ぎた頃、突然「明日7時出発」と言ってきました。
バスの時間も、開演の時間も、チケットの種類も、何ひとつ調べていません。調べてあったのは、どの電車に乗って、どこで降りて、そこからどう向かうか。それだけでした。会場のサイトも、最初に出てくる画面を見ただけです。
キャンセル、予定変更——息子は散々そう言っていました。だから、行きません。そう伝えました。
息子をしかり倒しました。キャンプでの学習が全部意味なかった、と思わせる出来事でした。
3日後、結局 出かけた
行きの電車で
案の定、無計画でした。
鉄道が好きなのに、ダイヤを見ていません。行き先もわかっていません。
面倒なので、私が調べて乗り換えました。
あとは目的地で降りるだけ、というところまで来て、それでも乗り過ごしました。2〜3駅過ぎてから「逆方向になっている」と言ってきます。
乗り過ごしたと言うんだよ。そう教えました。
着いてから
着いても、何をするのかは全くわかりません。
台風が来るから15時から16時までには帰る、と言っていたのに、乗り物に乗ると言い出したり、入ってぼーっとしていたり。私のイライラは止まりませんでした。
スタンプラリーをやると言ってもスタートが遅い。始めても、いろいろな所をウロウロしています。
付き合いきれず、1時間ほど別行動をとりました。あと1箇所というところで合流して、終わらせに行きました。
その日だけの食べ物があると言うのに、どこにあるかは調べていません。
疲れますね。これに付き合える人と遊ぶべきだと思いました。
好きなものを続けるのはいい。ただ、私はそこに共感できないし、一緒には楽しめない。その日、それがはっきりしました。
帰り道で
「あ、今週は自由研究をするんだ」
突然そう言って、マイナス70度の空間を作って試したい、と。
一般でマイナス70度の環境なんて無いから、作るのは無理。というより、計測する機械がない。そう返しました。
この計画をどこまで直していくのかは、わかりません。
帰ってきてから
夕飯とお風呂のあと、反省しているかと思いきや、動画を見て笑っている声が聞こえてきました。
かっこいいことや、思ったことを、すぐ口にします。
気に入らないことがあると、二言目には「一人暮らしする」「この家を出る」と言います。行動は伴っていません。
キャンプで、多少は自分のことをするようになりました。
ただ、自室は整理整頓とは程遠い状態です。
キャンプで使った衣類は、洗って部屋に置いておきました。とりあえずタンスに突っ込んだ、という状態になっていました。
出かけた日は、前の日と同じ服を着ていました。毎晩洗濯して干しています。乾いたものを、そのまま着たようです。
涼しい日でしたが、スタンプラリーで汗をかきました。キャンプで染み付いた汗の匂いが落ちきっていなくて、それが出てきたのだと思います。
非常に苛つきました。
服はそれなりに持っているのに特定のものしか着ないのであれば、物を減らしたい。息子にそう伝えるきっかけになりました。
計画が出てこなくても、連れて出る理由
学校や放課後等デイサービス、キャンプではうまくいきます。何時に何をするかが、ある程度決まっているからだと思います(予定が決まっている日の息子のことは、こちらに書いています)。
私と出かけるときは違います。何をするかを、自分で考えなければなりません。それが苦手なのだと思います(友だちと出かけた鉄道旅や、母と二人の旅のことも、それぞれ別に書いています)。
必要な力なので、旅行やお出かけを経て伝わればいいと思っています。
8月8日に、一度は中止にしました。それでも、3日後の行動は変わりませんでした。
小学生のうちに経験をと考えている理由は、こちらに書いています。
おわりに
一人暮らしをするなら、自分で養える程度の生活をしろ。いつも、そう思います。
掃除洗濯、自分でしないの? ご飯の支度、もっと手伝っていいよ? 部屋でゲラゲラ動画を見て笑っている暇があったら、勉強するなり、独り立ちする準備をしていいよ?
実際に一人暮らしをするかどうかは置いておいて、常に自分のことは自分でやり、いつでも一人暮らしできる状態になってほしいと思っています。
息子のこれまでの歩みは、こちらのページにまとめています。
この記事は、運営者(万樹)が発達障害のある子どもを育てるなかでの実体験と、自分なりに調べた内容をもとに書いています。制度の運用や支援の要否には地域差・個人差があります。具体的なご判断は、お住まいの自治体の窓口や専門機関にご確認ください。

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