足の裏専用の保冷剤を買ったことがあります。
夜、布団に入ると足の裏が熱くて、眠れない。両足でした。日中もずっと熱っぽさはあって、ただ、いちばん気になるのは寝るときでした。冷たいものを足の裏にあてていないと、寝つけない。それで、足用の保冷剤をわざわざ買いました。
手が痺れるとか、むくむとか、そういうことはありませんでした。足の裏だけです。
病院に行くほどのことだとは思っていませんでした。暑いから。疲れているから。そういうものだと思っていました。
動画で、その症状に名前があることを知った
先日、スマートフォンで短い動画が流れてきました。
「バーニングフット症候群」——足の裏が熱くなる症状に、そういう名前があるのだそうです。
正直に言うと、二つのことを同時に思いました。ひとつは、あれには名前があったのか、ということ。もうひとつは、動画のなかで原因として「腎臓の機能」に触れていたので、え、腎臓、と少し不安になったことです。
今年の暑さで、あの頃の足の感覚を思い出していたところでした。そこにこの動画が流れてきたので、なおさら気になったのだと思います。
不安になったので、手元の健診結果を出してみた
ちょうど今年の健康診断の結果が、手元にありました。
腎臓に関する項目は、いくつか並んでいます。血液の項目と、尿の検査。それに腹部のエコーもありました。
見てみると、血液の項目のひとつに基準を少し外れた印がついていましたが、腎臓の働きを示すもう一つの数字は基準の内側でした。尿の検査とエコーには、指摘がありません。総合判定も、来年の健診でよいという区分でした。
紙を出して、該当する場所を自分の目で見た。それだけで、動画を見たときの気持ちとは少し違うところに立てました。
健診の結果をどう眺めているかは、別の記事にも書いています。
原因として挙げられていたものは、一つではなかった
調べていくうちに気づいたことがあります。
足の裏が熱くなる原因として挙げられているものは、ひとつではありませんでした。いくつも並んでいます。
そして——並んでいるだけでは、自分がどれなのかは分からない。
これは私にとって、ちょっとした発見でした。原因のリストを見ると、つい「これだ」と決めたくなります。でもリストは「この症状があれば、これが原因」という意味ではないのだと思います。可能性が並んでいるだけで、そこから自分の場合を選ぶには、別のものが必要でした。
調べていない項目がある、と分かった
もうひとつ分かったことがあります。
原因として挙げられていたもののなかには、今年の健康診断では調べていない項目がありました。
つまり、私の手元の紙を全部見ても、「これではなかった」と言える範囲には限りがあるということです。腎臓のことは、今年の紙を見るかぎり慌てなくていいのだろうと受け取りました。でも、では何だったのか——それは、この紙では分かりません。
分からない、で止まるのは気持ちのいいものではありません。でも、分からない場所が分かったのは、少し違うことだと思っています。
同じ頃、氷をかじっていたことを思い出した
足の裏が熱かったあの時期のことを思い出していて、もうひとつ気づいたことがあります。
同じ頃、私は毎日のように氷をかじっていました。そして、健康診断では貧血を指摘され続けていました。そのことはこちらとこちらに書いています。
その後、婦人科にかかって薬を飲むようになってから、氷をかじらなくなりました。そして——足の裏のことも、その頃から言わなくなった気がします。
ただ、これを「だから、あれが原因だった」と結ぶことはできません。同じ時期に起きて、同じ時期に落ち着いた、という事実が並んでいるだけです。私にできるのは、並んでいることを覚えておいて、次に医師に会ったときに話すことだと思っています。
そういえば、あの頃も相談していた
書いていて、思い出したことがあります。
婦人科にかかるようになる前、市販の薬でしのいでいた時期のことは別の記事に書きました。その頃、子どもがかかっていた小児科内科で、私も一緒に診てもらっていた時期があります。
そのとき、足のほてりのことも相談していました。
先生からは、「そういう症状の名前もありますよ」と、ひとつの可能性として挙げてもらった記憶があります。そのときは、様子を見ましょう、という話になりました。
診断がついたわけではありません。名前を挙げてもらっただけです。そして当時は、貧血のことも婦人科のことも、まだ何も分かっていませんでした。あとから他のことと並べて見えるようになったのは、時間が経ったからです。 あの時点で分かっていたことだけを考えれば、様子を見るという話になるのは自然なことだったと思います。
次の受診で聞くことを、決めた
結局、この症状が何だったのかは、今も分かりません。
ただ、調べているうちに、次に病院に行ったときに聞くことは決まりました。
半年後に、婦人科の定期検診があります。そのときに伝えること・聞くことを、こう整理しました。
伝えること
- 以前、足の裏が熱くて眠れない時期があったこと(両足・就寝時に特に気になった)
- 同じ頃、貧血を指摘されていて、氷をよく食べていたこと
- 婦人科で薬を飲み始めてから、どちらも気にならなくなったこと
聞くこと
- 貯蔵されている鉄の量を調べたほうがいいか
- 今年の健診で血液の数字が下がっていることを、どう見ればいいか
- 足のほてりについて、婦人科で見る範囲か、別の科で相談することか
新しく病院を増やすつもりはありません。もともと聞こうと思っていたことに、聞く理由がひとつ増えた——そういう感覚です。
足の症状で、すぐに相談してほしい場合
ひとつだけ、はっきり書いておきます。
片方の足だけが腫れる、痛む、熱っぽい、赤みが出る——こうした症状が出た場合は、様子を見るのではなく、すぐに医療機関に連絡してください。
これは私が経験した「両足の裏が熱い」という症状とは、性質が違うものです。特に低用量ピルを飲んでいる方は、この点だけは知っておいていただきたいと思っています。私自身も飲み続けている一人です(そのことはこちらに書きました)。
おわりに
足の裏が熱くて眠れない。——病院に行くほどではない気がして、誰にも言わないまま、やり過ごしている人がいるかもしれません。
私もそうでした。保冷剤を買って、それで済ませていました。
名前を知ったからといって、答えが出たわけではありません。それでも、手元の紙を見て、調べていない項目があることを知って、次に聞くことを決めた——それだけのことでも、あの頃よりは前に進んだ気がしています。
この記事は、運営者(万樹)自身の受診や治療の体験と、自分なりに調べた内容をもとに書いています。専門家が内容を保証しているわけではありません。症状や治療のご判断は、体質や状況によって一人ひとり違います。気になることは、必ず主治医や専門医にご相談ください。

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