もうすぐ、夏休みが始まります。息子は小学6年生。小学校生活の、最後の夏休みです。
発達障害のある子と過ごす長い休みを、どんな形にするか——毎年この時期になると考え込む、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わが家の夏の形は、もう決まっています。夏休みの間、息子は放課後等デイサービス(放デイ)で一日を過ごします。
小2の夏休み明けのこと
小2のとき、夏休みが明けてしばらくして、息子は学校で崩れ始めました。担任の先生が学校を休まれたことと重なった時期でした。この経緯は別の記事に書いています。
あの崩れに、夏休み明けということがどれだけ関係していたのか、本当のところはわかりません。ただ、久しぶりに顔を合わせた子どもたちの教室は、テンションが高くなっていたのだろうと、いまは思っています。それ自体は、子どもの自然な姿です。長い休みのあとの学校には、休み前とは少し違う空気が待っている——そういうことも、あったのだと思います。
子どもが学校に行きづらくなるときのサインや、親が最初にできることは、こちらの記事にまとめています。
夏休みの間、息子は放デイで過ごす
夏休みの間、息子は放デイに通います。学校がある時期の放デイは放課後だけですが、長期休みは朝から利用できます。この形は去年の夏からで、今年で2年目です。
放デイでの一日には、遊びの時間、お昼、おやつ、勉強の時間、休息が組み込まれています。わが家の場合、家で過ごすよりも、規則正しい流れの中で一日が進んでいきます。
息子はどう思っているのか。多分、楽しんでくれていると思います。少なくとも私の目には、充実して楽しそうに見えます。ただ、息子が自分の思い描く「夏休み」を送れているのかどうかは、正直なところ、わかりません。
そして、一日を放デイで過ごす夏は、今年が最後かもしれません。来年も使っていいとは言ってもらっていますが、息子は中学生になります。中学からの放課後や長期休みの居場所については、前に書いたときから、少しずつ考え続けています。
「いつも通り」を、夏の間も続ける
なぜ夏休みに放デイなのか。わが家の理由は、はっきりしています。夏休み明けに、いつも通り学校へ行けるようにするためです。
長い休みの間だけ生活の流れが大きく変わると、休み明けに、学校のある毎日へ戻ること自体が大仕事になるのではないか。そう考えて、わが家は夏の間も、生活の流れをなるべく変えないことにしています。去年の夏を放デイで過ごした息子は、夏休み明けも、いつも通りに登校しました。長期の休みのあとも生活の調子を崩さずに学校へ通えるように、支えてもらっているのだと感じています。
朝のリズムも変えません。朝ごはんに間に合うように起きて、ゲームは夜ではなく朝の時間に。この流れは別の記事に書いた通りです。夏休みだから特別、にはしない予定です。
宿題は、放デイの勉強の時間と、土日を使って進めます。
放デイに通えるかどうかは、地域にもよる
放デイは、地域や事業所によって、対象年齢や空きの状況が大きく違います。夏休みの利用の形も、事業所ごとにさまざまだと思います。放デイの選び方や、空きがないときの探し方は、こちらの記事にまとめています。
親の願いと、子どもの希望
親の願いと子どもの希望は、違うものだと思っています。
私は「夏休み明けも、いつも通りに」を願って、この夏の形を選びました。息子には息子の、思い描く夏休みがあるのかもしれません。それでも今年の夏も、息子は朝から放デイへ出かけていきます。楽しそうに見えるその時間が、本当に楽しい時間であってくれたらと思いながら、私は小学生最後の夏を見ています。
夏休み明けの朝、息子がいつも通りに登校していく。今年の夏も、その日に向かって始まります。
一学期の終わり、修了式の日に息子のまわりで起きた小さな出来事は、こちらに書いています。
この記事について:この記事は、運営者(万樹)が発達障害のある子どもを育てるなかでの実体験と、自分なりに調べた内容をもとに書いています。制度の運用や支援の要否には地域差・個人差があります。具体的なご判断は、お住まいの自治体の窓口や専門機関にご確認ください。


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