息子の“好き”が、夢の形になってきた——ものづくりと、私が考え始めた高校のこと

最近、息子が将来の話を、ぽつりとするようになりました。

「ものを作る人になりたい」——そんな言葉が出てくると、この子の“好き”は、ずっと同じ方を向いてきたな、と思います。今日は、まだずっと先のことだけれど、私がいま考え始めていることを、少し書いてみます。

「好き」は、ずっと一貫していた

息子は、小さい頃から乗り物が好きでした。

電車、飛行機、船。ただ乗るだけではなくて、どういう仕組みで動いているのか、どんな部品でできているのか——そこに興味がある子でした。おもちゃも、遊ぶより先に分解して、中を確かめようとする。うまくいかないと荒れることもありましたが、「知りたい」「作りたい」という気持ちは、ずっと変わりませんでした。

飛行機や船を見に出かけた日のことは、以前書きました。電車に乗るために、自分で計画を立てて出かけた日もありました。振り返ると、好きなものの芯は、小さい頃からほとんど動いていません。

その「好き」が、将来の言葉になってきた

最近、その「好き」が、「〜になりたい」という言葉に変わってきました。

放課後等デイサービスの先生と話していたときにも、鉄道の話から、いつのまにか将来の仕事の話になっていた——そう聞いたことがあります(その日のことはこちらに書きました)。好きなものについて話しているうちに、その先にある「仕事」が、少しずつ見えてきているのかもしれません。

親の私から見ても、息子の「好き」は、手を動かして、実物に触れて、仕組みを確かめること——そこにずっとあります。

夢から逆算して、高校のことを考え始めた

まだ高校の話をするには、ずいぶん早いのかもしれません。それでも、息子の「好き」を見ていると、私は自然と、その先のことを考え始めていました。

いま私が考えているルートのひとつが、工業高校です。ものづくりが好きな子が集まる場所なら、息子にとって、人との摩擦が少しやわらぐ場所になるかもしれない——そんな期待を、いまは持っています。

それに、こういうことは調べるだけでなく、実際に自分の目で見てみることも必要だと思っています。だから二学期になったら、高校の文化祭にも足を運んでみようと思っています。パンフレットの言葉ではなく、その場の空気や、そこにいる生徒たちの顔を見て、「息子はここで過ごせそうかな」と、自分の目で確かめてみたいのです。

支援学級に在籍している子の進路や、内申点の仕組みについては、私が調べたり確かめたりしたことを別の記事まとめています。ここでは制度の話ではなく、「この子の好きから、どんな道が考えられるだろう」という、いまの私の頭の中のことを書いています。

「やりたいなら、やればいい」——決めるのは息子

もちろん、私が道を敷くわけではありません。

工業高校がいいのか、別の道がいいのか、それを決めるのは息子です。息子に「これがやりたい」という目標があるなら、私はそれを優先したいと思っています。だから、私の中の答えはいつも、「やりたいなら、やればいい」に落ち着きます。

ただ、手を動かして、実物を作る力は、これからの時代でも、息子の強みになるかもしれない——そう思うことはあります。この先の学びについて考えたことは、別の記事にも書きました。

おわりに

これが正解かどうかは、まだわかりません。高校の話も、息子の気持ちも、これから変わっていくのだろうと思います。

それでも、「この子の“好き”は、将来につながっていくのかもしれない」——そう思えることが、いまの私にとっては、静かな支えになっています。次にこの子が何を「作りたい」と言い出すのか、それを聞くのを、私は楽しみにしています。


この記事は、運営者(万樹)が発達障害のある子どもを育てるなかでの実体験と、自分なりに調べた内容をもとに書いています。制度の運用や支援の要否には地域差・個人差があります。具体的なご判断は、お住まいの自治体の窓口や専門機関にご確認ください。

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