この夏、息子は6泊7日のキャンプに、一人で行ってきました(そのときのことは、こちらに書いています)。
帰ってきてから聞いた話の中に、お金のことが混ざっていました。
帰りだけ、グリーン車にした
行きも帰りも、息子は一人で新幹線に乗りました。
行きは、ホームまで見送りました。ホームからではありますが、座席も、ちゃんと座れたことも、何かに巻き込まれていないことも、確認できました。席は指定席です。
帰りは違います。リーダーが席まで送ってくれても、出発の時刻まで一緒にいるわけではありません。
だから帰りは、グリーン車を取りました。車掌室が近くて、人の目がある。何かあったとき、すぐに相談できる大人がそばにいる。そう感じています。安心したのは、私のほうです。
今回のグリーン車は、息子のリクエストでもありました。
体験はたくさんさせたいと思っています。でも、経済的な問題はあるわけで。
息子には、こう言っています。
「グリーン車も含め、積極的に旅行とかできるのは、あなたが子ども料金のうち」
物価高もありますし、子ども料金の期限もあります。そのバランスから、小学生のうちにたくさん経験させよう、という方針でやっています。
来年から親子旅行なんて、大人2人分になるわけですから、きっと無理です。大人料金でのグリーン車両も無理です。だから今、やっています。
そんな保険をつけられるのも、子ども料金のうちだけです。
友だちと出かけた鉄道旅も(こちら)、母と二人の旅も(こちら)、同じ考えの上にあります。
出発の前に、伝えていたこと
お土産は、1つだけにするように伝えました。
キャンプの参加費も、足りないものを買い足したお金も、無料ではありません。どちらも、支払うところを息子の目の前で見せました。
キャンプ地で起きたこと
キャンプ地に着いてから、帰りの新幹線の車両を書き込む紙を見られたそうです。
「自分は自由席なのに」
そう言われた、と息子は言っていました。
息子が自分から話したわけではありませんでした。
お土産は、家族それぞれと自分に、買っていました。
ほかの子との会話では、こういう話も聞いてきたそうです。
「自分の親は子どもにお金を使わない」
息子は、それを真に受けていました。
人から言われたことをそのまま受け取ってしまうところは、以前から気になっていました(そのことは、こちらにも書いています)。
帰ってきてから
息子のほうから先に言ってきました。キャンプの帰りにグリーン車に乗るのは、やめる、と。
本人に対策の意識があったことは、よかったと思っています。
グリーン車に乗り、お土産をいくつも買えば、外からは「お金を持っている」ように見えます。うちに余裕があるかどうかとは、関係なく。
息子には、こう伝えました。
「お金をもっている自慢になる行動はするな」
お土産のことも言いました。「買えない子もいるから」
そして、よその家の話を真に受けていた息子には、こう言いました。
「そんな親なら、キャンプに参加させてくれないよ」
息子は「あっ」という顔をしました。そこで、この話は終わりました。
お土産のことは、今後の課題です。
おわりに
経験は、できるうちにさせたいと思っています。子ども料金でいられるのは、今年までですから。
ただ、お金のことを、子ども同士の場に持ち込ませたくない。
息子のこれまでの歩みは、こちらのページにまとめています。
この記事は、運営者(万樹)が発達障害のある子どもを育てるなかでの実体験と、自分なりに調べた内容をもとに書いています。制度の運用や支援の要否には地域差・個人差があります。具体的なご判断は、お住まいの自治体の窓口や専門機関にご確認ください。


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