先生が「変性‥」とつぶやいた日——眼科で、私が知らなかった2つのこと

目のかゆみが出はじめたのは、8月の中ごろでした。

かゆいだけならまだしも、外に出ると眩しくて涙が出る。朝は目やにが多い。そして、痛くてコンタクトレンズが入らない。

その状態が、3週間ほど続きました。

8月の終わりに、やっと眼科へ行きました

眼科に行く時間が、なかなか取れませんでした。市販の目薬で過ごしていました。パッケージに「抗菌」と書かれているものを選んで、そのまま挿し続けていました。

3週間経っても、目やには出たままでした。瞬きをするとベタつく感じが残っていて、そこでようやく、眼科に行きました。

行けたのは、子どもが放課後等デイサービスに行っている時間でした。その近くにある眼科です。

「眩しくて涙が出る」も、アレルギーでした

診察の結果は、アレルギー性のものによるかゆみ、ということでした。抗アレルギーの点眼薬と、精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液を出してもらいました。

そのとき、先生から聞いて驚いたことがあります。

眩しくて涙が出るのも、アレルギーの症状にあるのだそうです。

私はそれまで、アレルギーといえばかゆみだと思っていました。かゆい。それだけが症状だと思っていたので、眩しさや涙は別のものだと考えていたのです。

受診する前の私は、緑内障や白内障、あるいは角膜の何かが起こり始めているのではないかと心配していました。

そのどれでもなく、アレルギーでした。

診察が終わってから、聞き直しました

診察の途中で、先生が小さく「変性‥」とつぶやいたのが聞こえました。

そのまま診察は終わりましたが、気になったので、終わってから聞き直しました。

先天性の角膜変性があります、と言われました。

見え方に異常がなければ、経過観察で大丈夫だそうです。見えにくくなってきたら、削るなどの処置が必要になるようです。

擦って傷つけるものだと思っていました

私は角膜変性というものを、擦ったり、ぶつけたりして傷つけてしまうものだと思っていました。何かをした結果として起こるもの、という理解です。

そういう衝撃を与えていなくても、起こることがある。

それを知って、驚きました。

自分でも、鏡に映った瞳を見ると、表面に何かあるな、と分かります。何か異常が起きはじめたのかと思っていましたが、そういうことではなかったようです。

コンタクトをやめたほうがいいのでは、と考えました

診察では、経過観察の1〜2週間はコンタクトの使用を止めるように言われました。

ただ、そのあと私が考えたことは、先生に言われたこととは別のことです。

汗をかきやすいこと、眼鏡がずれること。使い勝手が悪いので、もともと、外出するときはコンタクトを使っています。

これはもう、メガネにしたほうがいいのではないか——そう思いました。

けれどこれは、私のコンタクトに対する偏見です。

涙の膜があることは知っています。それでも、目に直接レンズという異物が当たるのだから、角膜にはよくないだろう、とずっと思ってきました。だから、角膜変性があるのなら、角膜に衝撃を与えてはいけない、つまりコンタクトはよくない——そういう順番で、頭の中がつながってしまったのです。

老眼だけでは、ありませんでした

40代になってから、体のあちこちが変わってきました。婦人科のこと健診の数値のこと。けれど目については、老眼のことしか頭にありませんでした。

加齢は、目も含まれる。

目の変化は、老眼だけではない。

今回のことで、そう感じました。年齢とともに変わっていくものの中に、目もちゃんと入っていたのだ、ということです。

おわりに

病名は聞いていません。

聞かなくていいと思っています。目が見えなくなる病気でなければ、それでいいんです。

眩しさも涙も、アレルギーの症状のうちだったこと。擦らなくても、そういうことが起こる場合があること。どちらも、受診して初めて知りました。行かなければ、知らないままでした。

目の健康も、これからの課題だと思っています。

40代になってからの体の変化については、こちらにも書いています。


※ 目に次のような症状が出たときは、早めに受診するという選択肢があります。

  • 急に見えにくくなった
  • 視野が欠けて見える
  • 強い目の痛みに、頭痛や吐き気を伴う

この記事は、運営者(万樹)自身の受診や治療の体験と、自分なりに調べた内容をもとに書いています。専門家が内容を保証しているわけではありません。症状や治療のご判断は、体質や状況によって一人ひとり違います。気になることは、必ず主治医や専門医にご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました